森本産婦人科医院の診療のご案内です。
婦人科について
がん検診
子宮頸がんはかって中高年の女性の疾患とされていましたが、現在では20代の女性に見つかることも珍しくなくなってきました。
これは子宮頚ガンが性交渉で感染するヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)と密接な関係があるためで、若い世代にHPV感染が増えているためです。現在では20歳以上の女性には細胞診という方法でがん検診を行うことがすすめられています。
当院では、院長が臨床細胞学会認定の専門医(細胞診指導医)として、検査・診断にあたっています。乳がんは現在年間3万5千人の女性が罹患しており、子宮ガンを抜いて女性のガンのトップを占めるようになりました。
早期発見にはマンモグラフィー(乳房専用のX線撮影)による検診が必要です。マンモグラフィーは専用の撮影装置のある総合病院で受けていただきますが、当院では超音波断層検査(エコー)を併用して、自分でも気軽に出来る乳房の自己触診法を指導しております。
更年期障害・骨粗鬆症
閉経は女性なら誰でも経験する自然な現象で病気ではありません。
しかし閉経前後に起こる肩こり・疲労・発汗・うつ的な気分・冷え・のぼせなどの身体症状が強いと毎日の生活に支障が出ることもあります。
またこれらの症状が更年期障害によるものであることに気づかないで、内科などを受診しておられる方も多いようです。これらの不快な症状にはホルモン補充療法で著しく軽減することが出来ます。
ホルモン補充療法には一般的には女性ホルモンを用いますが、当院では最新の男性ホルモンを用いた補充療法も積極的に行っています。骨粗しょう症の予防にもなり、更年期からの人生を快適でみずみずしいものにするためにぜひ一度ご相談ください。
不妊症
当院は体外受精の臨床実施に関する日本産婦人科学会の認定(登録)施設です。
平成8年11月より開始した体外受精治療やリンパ球免疫療法により、不妊や繰り返す流産で悩んでおられた多くのご夫婦に、元気な赤ちゃんが誕生されました。体外受精に代表される不妊症治療の進歩の速さは眼を見張るほどです。
当院では患者様に地域の医療機関の情報なども含めて、最新の医療情報(セカンドオピニオン)も提供できるように心がけております。ぜひ一度ご相談ください。
避妊法(ピル・IUD)
日本ではまだコンドームによる避妊が主流ですが、正しく使われていれば高い避妊効果を示すはずのコンドームも最初から最後まで間違いなく使いとおすことはかなり困難です。
また排卵日の計算などが不正確で、その結果失敗して妊娠・・と言うことが後をたちません。また膣外射精などは避妊法としてはまったく効果が無いと思ってよいでしょう。
当院では確実でしかも安全な避妊の方法として、ピル(経口避妊薬)やIUD(子宮内避妊具)をお奨めしています。保険を使わない自費診療となりますので、ピルは1か月分が2,000円、IUDが25,000円です。
性感染症(STD)
セックスで感染する病気のことで、クラミジア感染症・淋病・性器ヘルペス・トリコモナス膣炎・カンジダ膣炎・細菌性膣症・コンジローマ・梅毒・エイズなどのことです。
女性の場合まずたいてい、おりものに変化が現れます。また外陰部のかゆみや痛み、できものなどがあれば感染の可能性が高いでしょう。出来るだけ早く診察を受けて正しい治療を受けてください。
緊急避妊法
避妊をしないでセックスしてしまったとか、コンドームが破れたり抜けたりした場合などに妊娠を防ぐ方法です。
72時間以内に(できるだけはやく)お薬を服用します。吐き気などの副作用がある場合があります。緊急避妊が必要かどうかの判断は、来院していただき医師と相談の上行いますが、休日・時間外でも受け付けますのでいつでもご連絡ください。
自費診療となりますので費用は8,000円(薬剤費は別に1,000円必要)です。
中絶手術
さまざまな理由で妊娠の継続ができない場合は中絶の手術が必要になります。
当院では手術は原則として日帰り手術です。静脈注射による麻酔を用いますので、眠っている間に終わりますし痛みもまったくありません。手術は10分程度で終わりますが、麻酔が覚めるまでに2〜3時間かかりますので病院で安静にしていただきます。その後は自宅に帰れます。
なお人工妊娠中絶術は母体保護法という法律で決められた妊娠21週まで(最後の生理が始まってから21週間まで)しか受けられません。また相手の男性(結婚しているかどうかは問いません)の書類による同意が必要です。
基本的な手術の費用(自費診療)は妊娠8〜9週頃までは9万円ですが、それ以上週数が大きくなると手術の方法も費用も変わります。また12週以上では一泊二日の入院が必要になることもあります。
もともと生理が不順な場合や、妊娠初期の不正出血を生理が来たと思い込んでいる場合など、計算上の週数と実際の週数(胎児の大きさ)が大きく異なることもありますので、妊娠が疑われる場合はなるべく早く診察を受けてください。